礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2017年礼拝メッセージ

『主に感謝せよ』

説教:髙橋正人 牧師

はじめに

2017年も主の恵みのうちに導かれ守られたことを覚えて、主に感謝を捧げましょう。

Ⅰ.主が望んでおられること

パウロは、迫害下にあるテサロニケのクリスチャンたちに、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」(Ⅰテサロニケ5:16-18)と命じています。それは、主が望んでおられることだからです。

父なる神は、私たちの救いのために御子イエスを世に遣わし、十字架の贖いによる救いを与えてくださいました。主の復活は、主を信じる者にとって究極的な希望であり、主が全てのことに勝利してくださったことのしるしです(Ⅰコリント15:54-57)。私たちは、復活の主の命に生かされていることを覚えて、いつも喜び、絶えず祈り、すべての事について感謝しようではありませんか。

Ⅱ.喜び、祈り、感謝するために

この世に生きる私たちの生活には、「喜び、祈り、感謝」することを奪うに十分な、ありとあらゆる事が満ちています。ここで聖書が語っている喜びや感謝は、世が与えるものではなく主が与えてくださるものです(ローマ14:17)。この主が与えてくださる喜びや感謝をいただくために、私たちは主を仰ぎ、主に祈り求めなければなりません。

祈りにおいて、究極的に求めるべきは主イエスご自身であり、主が共にいてくださることです。主との生きた交わりにある時、いかなる状況にあっても、常に主を喜び、感謝することができるのです。さらに、主が私たちの心に喜びを満たしてくださるなら、現実の様々な問題や困難は、私たちをさらに深く主に結びつけるものとなります(ローマ5:3-5)。また、主との深い交わりは、主へのより深い信頼へと導きます。主への深い信頼は、私たちを主に対する感謝へと導くのです。

Ⅲ.聖霊の火を燃やし続けよ

主イエスを信じる全ての者のうちにおられる聖霊は(Ⅰコリント12:3)、いつも喜び、絶えず祈り、すべての事について、感謝できるようにさせてくださいます。御霊に燃やされ続けましょう。

聖霊の働きは、火が燃えている様子に例えられます。人の熱心さもまた、火が燃えているように見えることがあります。教会が聖霊の火ではなく、人の熱心さや思いだけで燃えるなら、人が為し得ることしか起こらず、喜びや感謝は生まれません。聖霊によって燃やされる時にこそ、喜びと祈り、そしてすべての事への感謝が教会全体に溢れます。すでに与えられている聖霊の火を燃やし続けさせていただきましょう。そために、聖霊に飢え渇き、主との深い交わりに導かれましょう。

結 び

この一年、様々なことがあったことでしょう。主を信じる私たちは、それらすべてのことにおいて、主が共におられて益としてくださることを知っているのですから主に感謝をしましょう(ローマ8:28)。新しく迎える年も、聖霊に満たされ、導かれて、いつも喜び、絶えず祈り、すべての事について感謝を捧げる歩みをさせていただきましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分