礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2017年礼拝メッセージ

『主イエスを信じなさい』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 使徒16:19-34

はじめに

本日の聖書箇所から、主の救いを頂くためにすべきことをみます。

Ⅰ.真夜中の祈りと賛美

パウロとシラスは、ピリピでひとりの占いの霊にとりつかれている女奴隷を解放したことで、女奴隷の主人たちによって訴えられ、投獄されてしまいます(使徒16:16-24)。

いつの時代でも、福音を伝える時は様々な形で妨害や反対に遭います。パウロたちは、このような中でも、反対者たちに敵対心を持ったり主につぶやいたりせず、むしろ主に祈り、賛美しました(使徒16:25)。主イエスは、主のためにののしりや迫害など受けたなら、喜びなさいと言われました。それは、天での報いが大きいからです(マタイ5:10-12)。主の愛は、逆境の中でこそ主に祈り、主を賛美する者へと変えてくださる力であることを覚えましょう(Ⅰヨハネ5:5)。

Ⅱ.主イエスを信じなさい

真夜中に、パウロとシラスが神に祈り主を賛美していると、突然、大地震が起こりました(使徒16:26)。看守は囚人が逃げてしまったと思い、責任を取って剣で自害しようとします。パウロはそれをとめます。不思議なことに、囚人はだれも逃げていませんでした。囚人たちはパウロたちの態度を見て、彼らに働く主の力を感じていたからだと考えられます。

看守はパウロたちの祈りや賛美、自分に起こったことなど一連のことを通して、救いを求めました(使徒16:30)。パウロたちは、いつも確信していることを語りました。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」(使徒16:31)。

「主イエスを信じる」とは、主に自分の全てを委ねることを意味します。父なる神は、罪人の救いのためにひとり子イエスを世に遣わし、十字架による救いのみ業を成し遂げてくださいました。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」のです(ローマ10:13)。

Ⅲ.家族、隣人におよぶ主イエスの救い

パウロたちは、看守とその家族の者全部に主のことばを語りました(使徒16:32)。そして、看守とその家の者全部がバプテスマ(洗礼)を受けました(使徒16:32-34)。一人の救いは、家族全体に、そして周囲の人々に及びます。このことは、一人が救われて全員が自動的に救われるということではありません。個人的に、主を救い主として受け入れなければ救われません。

先に主の救いを受けた私たちは、主が命じられているように、主イエス・キリストの救いを、自分の言葉と行いを通して伝えて行きましょう。主の御言葉に堅く立ち、御霊に導かれ続けるなら、主は私たちを通して栄光を現されることを覚えましょう(マタイ5:13-14)。

結 び

主イエスを信じるなら、あなたも、あなたの家族も救われます。救われるために必要なのは、ただ主イエスを救い主として信じるだけです。人となられた神の御子イエスが、私たちの罪を赦すために十字架にかかって死なれ、三日目によみがえって救いの道を完成してくださいました。主の救いを信じて、受け入れましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分