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『未来に目を向ける』

説教:山城晴夫 名誉牧師
聖書箇所 創世記30:31-38

ヤコブとラケルにヨセフが生まれて、ヤコブは郷里へ帰ろうとしたが、ラバンは「私はあなたのおかげで主が私を祝福してくださったことをまじない(英訳では経験)で知っている。・・・・・・あなたが望むものをあげるから、もう少しここにとどまってくれ」と言っている。そこでヤコブが「何もいりません。もし、あなたの群れの中でぶち毛とまだら毛のものを下さったら再びあなたの群れを飼って守りましょう」と言っている言葉に注目したい。 ぶち毛やまだら毛の家畜は少数派で、少なかった。しかし、ヤコブはそれらに目をつけれいる。今は少なくても大群衆をなった未来を見ていたのである。

立命館大学の末川総長は政治家になろうか教育者になろうかと考えていた時に「政治は現代を動かし教育は未来を動かす」という言葉に触れて教育者の道を選んだという話がある。

私たちは過去、現在、未来という時の流れの中に置かれている。そしてそれは一瞬もとどまることなく、流れ続けている。神召教会にも過去があり、現在があり、未来がある。1927年にこの地に建てられた教会は90周年を迎えている。神召教会は文字通り、戦前、戦中、戦後の激動する時代を経て今日に至っている。私たちの先輩諸兄姉によってペンテコステ信仰が受け継がれて来たのである。

「今、私たちにとって一番大切なことは何か?」が問われているように思う。そしてそれこそ、先輩たちの信仰の継承であるとともに更なる発展でなければならない。旧約時代には神と民との間に預言者と祭司がいた。預言者は神から民への語りかけ、祭司は民を神にとりなす働きがあったように、教会は預言者的な世の光としての働きが与えられている。

神召教会も混とんとした世界を照らす光とし、また世を味つける塩となって神の栄光を現すものであるように、そして更に現代のアンテオケ教会となるように願うものである。すなわち、アンテオケ教会が世界宣教センターとなったように神召教会が福音宣教のセンターとなることを切に願い祈るものである。

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