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『命の書に名が記される』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 黙示録2:12-17

はじめに

本日の聖書箇所から、主の「命の書に名が記される」幸いをみます。

Ⅰ.死に到るまで忠実な証人

主は、サタンの王座のあるペルガモに住むキリスト者たちのことを知っておられます。殉教したアンテパスに代表されるように、クリスチャンたちは、激しい迫害や苦難の中で主を堅く信じ続けました(黙示録2:13)。

「証人」とは、「殉教者」という意味があります。主に「よくやった。良い忠実なしもべだ」(マタイ25:21)と言っていただけるよう、主イエスに信頼し忠実な証人として共に歩み続けましょう。

Ⅱ.ペルガモ教会への叱責

主に熱心で忠実なペルガモ教会でしたが、「バラムの教え」と呼ばれる「ニコライ派の教え」を奉じている者たちをそのままにしていることについて叱責されます(黙示録2:14-15)。「バラムの教え」とは、民数記22章-24章に登場するバラムに代表されるような世俗主義的な生き方のことと言って良いでしょう。

教会はキリストを証しするために、世に対して寛容であることは必要です。しかし、誤った教えを受け入れるのは、寛容ではなく妥協です。聖書の教えを曲げたり、聖なるものを尊ばず、霊的な成長を妨げるものを受け入れているなら、悔い改めることが必要です(黙示録2:16)。私たちの真の祝福は、主を第一にして、御言葉と御霊によって歩むことから始まります。ペルガモ教会の殉教者アンテパスのように、主イエスへの信仰を守り通す忠実なクリスチャンとして歩み続けましょう。

Ⅲ.勝利を得る者に与えられる「隠れたマナ」と「白い石」

主はペルガモ教会に、「勝利を得る者」に「隠れたマナ」と「白い石」を与えると約束されました(黙示録2:17)。「マナ」は、イスラエルの民が約束の地に着くまでの40年間、荒野で養われた主からの糧のことです。また「白い石」とは、当時の裁判で無罪を言い渡される時に使われたものでした。

今日の私たちクリスチャンは、主の十字架の贖いによって義なる者とされ、日々、「命のパン」である主イエスに養われて約束の御国を目指しています。キリスト者は、罪赦され、神の民として全く新しくされたのですから、神の民に相応しく、主イエスと共に歩み続けましょう。

結 び

キリスト者は、主イエスの十字架の贖いによって、罪に死んで、主イエスを復活させた命に生きる新しい者とされました。信じる者の全てをご存じの主イエスに信頼し、御言葉を土台として、聖霊の御声に従って、御国を目指して、この世でいかなる状況においても信仰に堅く立ち続けましょう。

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