礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2017年礼拝メッセージ

『初めの愛に立ち返る』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 黙示録2:1-7

はじめに

黙示録中の七つの教会に宛てた手紙から、全ての教会に語られた普遍的なメッセージをみてまいりましょう。

Ⅰ.主は私たちの労苦や忍耐をご存じである

主はエペソの教会がこれまでの主の御業を行い続けて、うみ疲れなかったことをご存じでした。エペソ教会は、迫害や試練に耐える忍耐力、正しく御言葉を理解する霊的な洞察力、そして「ニコライ派の人々の行い」に代表されるような世の中と妥協しない堅実な信仰の実を結んでいました(黙示録2:2-3,6)。

教会はいつの時代にあっても、内外からの分裂や迫害などの攻撃を受けてきました。しかし、教会は常に世に勝利されたキリストを仰ぎ望み、ひたすらキリストに頼ることによって今日まで守られ、その使命を果たしてきました。私たちも、主を礼拝することを第一とし、礼拝で主のご臨在に預かり、主の栄光をこの世に指し示す「金の燭台」とさせて頂きましょう。

Ⅱ.「初めの愛」に立ち返る

主は、エペソ教会の信仰による労苦と忍耐を認めておられますが、同時に、非難すべきことがあると叱責しています。それは、「初めの愛から離れてしまった」(黙示録2:4)ことでした。主が教会を叱責されたのは、「愛」の故です(ヘブル12:6)。主は、教会がより深く主を愛すること、そしてその愛が成長して、隣人にも及ぶことを求めておられるからです。

私たちが愛において成長するためには、主の愛の内にとどまる必要があります。主が十字架にかかられる前に、弟子たちに「わたしの愛の中にとどまりなさい」(ヨハネ15:9)と命じられました。もし、初めよりも信仰や愛が冷めて後退しているなら、悔い改めて「初めの愛」に立ち返りましょう。

Ⅲ.「勝利を得る者」とされる

教会は、いつの時代でも天の御国を目指し、ただ一人の救い主イエス・キリストを宣べ伝えて行くのです。置かれた時代において、様々な困難や世の流れに曝されても、「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。」(マタイ28:19-20)という主イエスの大宣教命令を果たさせて頂きましょう。

主イエスの使命を果たす時、「勝利を得る者」とされます(黙示録2:7)。そのために、聖霊の導きに従い、「御霊が諸教会に言われることを聞き」続けて行きましょう。

結 び

七つの教会に宛てたメッセージは「耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。」という御言葉で閉じられています。主の御言葉に堅く立ち、御霊の声に聞き従う時、完全な勝利者である主イエスが、私たちを「世に勝つ者」としてくださることを覚えましょう(Ⅰヨハネ5:5)。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分