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『滅びることのない神の言葉』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 マルコ13:28-37

はじめに

本日は、永遠に滅びることのない神の言葉についてみてまいります。

Ⅰ.いちじくの木から学ぶ

主イエスは、世の終わりの前兆として、いちじくの木について語られました(マルコ13:28)。それは、「夏」になるといちじくの収穫期となるように、主が用意されている終末の時が必ず来ることをたとえて教えられたのです。

主が示された「世の終わり」(主イエスの再臨の時)とは、主を信じる者にとっては、いちじくを収穫するような主と共に実りを集める大きな喜びの時です。必ず訪れる「夏」を待ち望みながら、日々、主イエスと共に歩み続けましょう。

Ⅱ.「その日、その時」は父なる神だけが知っておられる

主イエスは、「その日、その時」すなわち、世の終わりの時がいつであるかは、父なる神だけが知っておられことで、主ご自身も知らないと語られました(マルコ13:32)。これは、主イエスが父なる神を絶対的に信頼して、終末の時を定めることも全て委ねきっていることを表しています。

私たち人間を深く愛する神は、人を常に顧みてくださり、歴史に介入されてきました。その頂点が、主イエスによる十字架の救いです。人の救いの完成の時も、主はそのみ心のうちに定め、約束を成就してくださいます。私たちの毎日の歩みの中で起こる全ての事についても、神はご計画を持って導き続けてくださいます。主イエスが父なる神を全く信頼しきったように、私たちも全ての事について神を信頼しましょう(ローマ8:32)。

Ⅲ.主の言葉は決して滅びない

私たちは、いつ主イエスの再臨があっても良いように備えると同時に、個人的な終末である死にも備えなければなりません。主は、「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。」(マルコ13:31)と語られました。決して滅びることない神の御言葉に従い、御霊に導かれて歩む時、私たちはいつでも終末に臨むことができるのです。

主は今に至るまで、忍耐をもって福音が全世界に宣べ伝えられるのを待っておられます(Ⅱペテロ3:9)。主の再臨の日は必ずやって来ることを覚え、いかなる時にも主の御言葉に生きて、決して滅びることのない福音を宣べ伝えてまいりましょう(マルコ16:15)。

結 び

主イエスは、ご自身が再臨される終末が確実にあることを教えてくださいました。私たちは、主の再臨に備えると共に、個人的な終末にも備えなければなりません。決して滅びることのない神の御言葉に立ち、御霊に導かれて日々歩んで行きましょう。

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