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『聖霊が臨まれる時』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 使徒2:1-13

はじめに

本日は、ペンテコステ礼拝です。この日、約束の聖霊を頂いた弟子たちは、キリストの証人とされて福音を宣べ伝え、教会が誕生しました。この聖霊の働きについて見てまいります。

Ⅰ.約束の聖霊を求めて待ち望む

主イエスは、天に帰られる前に、何度も弟子たちに聖霊を与えると約束されました(ヨハネ16:7使徒1:4-5、等)。この約束は、すでに旧約聖書でも言われていたことでしたが(ヨエル2:28-29)、ペンテコステの日に成就したのです。

この約束は、御子イエスを信じる全ての人に対するものです。ですから、私たちも主は聖霊を求める者には誰にでも与えて下さるという確信と期待を持って待ち望みましょう(ルカ11:9-13)。

弟子たちは、主イエスの命じられたことに従って、「一つ所に集まって」心を合わせて祈っていました(使徒1:4-5)。私たちは、毎週の礼拝はもとより、教会の定例集会など、主イエス・キリストを中心とする集りを持っています。主イエスの名によって集まる時、そこに主が御臨在下さり、求める者に聖霊を与えて下さいます。主イエスは、「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです」(マタイ18:20)と語られました。ですから、「ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。」(ヘブル10:25

Ⅱ.聖霊が臨む時、力を受けます

弟子たちは、主イエスがこの地上におられた間、主と行動を共にし、主が語られた御言葉の真実をつぶさに見て来ました。しかし、彼らは、主イエスの御言葉を深く理解しておらず、主イエスを証しする力はありませんでした。彼らは聖霊を受けてはじめて、主イエスの現実と、御言葉の真実を体験し理解することができたのでした。彼らが、聖霊を受けたしるしは、それまでに内住されていた御霊が注がれ、溢れ流れ出し、人間の最も制御しにくい舌が捕らえられて(ヤコブ3:8)、「御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした」ことです。これは、聖霊に自分が全く浸されることであり、「聖霊のバプテスマ」と呼ばれるものです。

聖霊のバプテスマを受けると、弟子たちがそうであったように、大胆に主イエスを証しするようにされます。実に、聖霊は信じる私たちにダイナミックに働きかけて、主の偉大な御業を行う者とさせて下さいます。聖霊を求め、聖霊に満たされましょう。すでに聖霊のバプテスマの恵みに与った方々は、御霊の火を消してはなりません(Ⅰテサロニケ5:19)。むしろ、聖霊に日々満たされ続けましょう。

結 び

約束の聖霊は、ペンテコステの日に弟子たちに臨みました。弟子たちは、御霊に押し出されて、キリストの御心を自分の心として、地の果てにまで力強く主を証しして行きました。今も変わらない主は、求める者に聖霊を与えて下さいます。私たちは、御霊に押し出されて、力強くキリストの証人として今置かれている所に遣わされて行きましょう。豊かな収穫を、主は待っていて与えて下さるのですから。

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