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『闇に輝く光、キリスト』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 ヨハネ1:1-5,9-14

はじめに

クリスマス、おめでとうございます。本日の聖書箇所から、神の御子イエスが世の光として来てくださったことについて見てまいります。

Ⅰ.人に命を与える光

本日の聖書箇所では、「光とやみ」が主題の一つとなっています。「光」とはイエス・キリストのことであり、「やみ」とは、罪のこの世の暗さであり、人の命の行く先の暗さを示しています。聖書は、「光はやみの中に輝いている」と言って、主イエスが暗闇の中にいる私たちの光となられたことを表しています。

光である主イエスを受け入れる者には誰でも、主は新しい命を与え、共にいて新しい人生を歩めるようにしてくださいます。主イエスは、人が神の永遠の命に生きることができるようにと、この世に来てくださいました。それがクリスマスの本当の意味です。

私たちは、神に対する罪を悔い改めて、真の光である主イエスを受け入れる時、光の子として、光の中を歩むものとされるのです(Ⅰテサロニケ5:5)。私たちは、神の御言葉を通して主なる神を知ることができます。御言葉によって主が私たちの足元を照らし、豊かな命溢れる道を歩まさせてくださいます。

Ⅱ.闇に打ち勝つ光

どんなに小さな光でも、暗闇を貫きます。闇は光に打ち勝つことは出来ません。この光によって、暗闇の中で見えなかったもの、隠れていたものが照らし出され露わにされます。主イエスの御言葉の光は、人には見えない、罪や恐れなどの暗闇を照らし出し明らかにします。

誰でも、自分の心の暗闇を見せられるのを避けたいと願います。しかし、主の前に立ち帰るためには、光に照らされることは必要です。御言葉の光によって自分の暗闇、すなわち、罪を示され、主の前に悔い改める時、真の光である主は、その人の心に新しい主の命を与え、主と共に歩む者と作り変えてくださるのです。

以前は神に対する罪の奴隷であった私たちは、主イエスの十字架の贖いによって罪赦され、罪に打ち勝つ主のものとされました(ローマ6:17)。主イエスを信じる者は、私たちを愛してくださった主によって、全ての中にあって、圧倒的な勝利者とされていることを感謝しましょう(ローマ8:37)。

Ⅲ.真の光は世に来ようとしていた

聖書は、「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた」(ヨハネ1:9)と語っています。神の御子イエスは、すでにおよそ二千年前に、私たちと同じ姿をとって、世に来てくださいました。しかし、インマヌエル(神は私たちとともにおられるという意味)と呼ばれている主は、今も生きて私たちのところに来てくださいます。主イエスを心に迎え入れましょう。

私たちが心を開いて、主イエスを迎えるなら、その人の内に主は来てくださいます。父なる神は、そのひとり子である主イエスを世に与えてくださるほどに、世を愛しておられます。そして、御子を信じる者すべてに、罪を赦し、神の子となる特権を与え、永遠の命を与えることを約束してくださっています(ヨハネ3:16)。主イエスは、家の外に立って戸を叩いていおられます。だれでも、主イエスを受け入れるなら、主がその人と共にいてくださることを覚えましょう(黙示録3:20)。

結び

主イエスは、人間の罪の結果である死、苦しみや不安、恐れなどの暗闇から解放してくださるために世に来てくださいました。世の光である主イエス・キリストは、十字架の贖いを成し遂げてくださることで、主を受け入れる全ての人の罪を赦し、よみがえりの命を与えて、罪と死から解放してくださいました。私たちはいま、神の栄光と喜びを体験する永遠の人生に入れられたことを感謝しましょう。そして、主イエス・キリストの御名を崇めて、共に主を霊と真をもって礼拝しましょう。

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