『聖霊による宣教』
初代教会の聖霊に満たされたようす
聖霊が下る前の弟子たちは非常に自己中心、恐れに満たされていた人たちでした。誰が一番になるか仲間争いをし、イエス様が十字架に掛かる時ペテロは3度もイエスが知り合いであることを否定しました。イエス様が復活された後でさえも多くの弟子がイエスの復活を信じませんでした。
私たちの群れも私たち夫婦も長い間弱い弟子たちと同じ状態でした。差別されるという劣等感、自己憐憫から抜け出せず、仲たがいをすることが多く、精神的に追い詰められることが何度もありました。宣教よりも自分たちの生活が守られることが重要だったのです。
聖霊に満たされ、弟子たちは自己中心でなく聖霊中心の共同生活が始まりました。持ち物を共有し心を一つにして家族以上の親密な生活をするようになりました。（32節、34～35節）
私たちの教会のメンバーも聖霊に日々満たされることの重要性に気が付き、その結果としてまず本当の家族のようになりました。20人もの子供たちを引き取ろうというのも祈りの中からそういう流れになりました。教会の人々と互いに持ち物を分かち合うことが喜びになりました。「萬民祈祷センター」を建てる時、教会のお金は使わないことが条件でしたが、信徒は十一献金の他に、自分の財産を売って献金する女性たちが多く出始めたのです。
私たちは聖霊に毎日満たされるとき宣教する教会へと変えられる
聖霊に満たされ、弟子たちは以前の恐れが取り去られ非常に大胆になり、イエスについて力強く証しするようになりました。（31節 33節）
私たちの教会のメンバーも聖霊に満たされ、顕著な癒しや奇跡が起き、奇跡を新しい人や他のクリスチャンにも体験してほしいと強く思うようなり、祈祷センターが建設されました。
聖霊に満たされないクリスチャンは肉の力で伝道しなければならないので、恐れを持つし一致できません。また宣教も長続きしません。宣教のちからの源は聖霊に満たされることです。力強く世界に向けて宣教するクリスチャンになりましょう。
