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『我らのただ中におられる主』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 ゼパニヤ3:8-20

はじめに

預言者ゼパニヤは、神の裁きの後に、救いの日が来ることを伝えています。今は、主なる神が私たちと共におられるという、救いの約束がすでに成就した時です。主が私たちと共におられる幸いについて見てまいります。

1.全ての人に与えられる救い

ゼパニヤは、南ユダのヨシヤ王時代の初期の預言者です。彼は、バビロン捕囚のおよそ20年前に、イスラエルの裁きと、裁きから70年後に救いがもたらされることを預言しました。この救いとは、イスラエルのみならず、人類の最終的な救いを表しています。この約束は、約500年後に、主イエスの誕生によって成就しました。

聖書に「今は恵みの時、今は救いの日」(Ⅱコリント6:2)とあるように、今は、主イエスを信じる者に、救いが与えられています。旧約時代の信仰者たちは、何百年もの長い間、神による救いの日を待ち望んでいました。現在の私たちは、救いを完成してくださった主イエス・キリストを信じる信仰によって救われるという恵みの日に生かされています。主を救い主として、信じましょう。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」(ローマ10:13)のです。

2.私たちのただ中におられる主

「主の激しい怒りの日」(ゼパニヤ1:13)は、ゼパニヤの預言の通り、エルサレムに臨みました。確かに、主は民が裁きを受ける原因となった罪を示されましたが、民を悔い改めへと導き、主との豊かな命に生きる道を回復してくださいました。ここでの「その日」(ゼパニヤ3:11)とは、イスラエルの赦しと回復の日のことを示しておられます。この主の救いの約束は、イスラエルだけの救いのことではなく、全ての人たちに対しての救いの約束です。

主は、「シオンの娘よ。喜び歌え。イスラエルよ。喜び叫べ。エルサレムの娘よ。心の底から、喜び勝ち誇れ」(ゼパニヤ3:14)と言われましたが、時代を超えた全ての人々に、罪の赦しを与えててくださいました。

私たちを救ってくださるお方は、二度も「あなたのただ中におられる」(ゼパニヤ3:15,17)と約束してくださっています。しかも、「イスラエルの王」(ゼパニヤ3:15)として、「救いの勇者」(ゼパニヤ3:17)として、主の民と共にいてくださるのです。私たちの主は、インマヌエルの神であり、今も信じる者と共におられます(マタイ1:23)。天と地と。全てのものを創造された主が共におられるのなら、私たちは何も恐れることはなく、主にある勝利を常に頂いていることを感謝しようではありませんか。「なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」(Ⅰヨハネ5:4-5

まとめ

主は約束通りに、御子イエス・キリストを私たちに遣わしてくださいました。主の十字架によって私たちの罪を赦し、私たちをありのままに受け入れてくださいました。主に罪赦された私たちは、主を私たちの心のうちに迎え入れましょう。主は私たち一人一人を愛しておられるのですから、私たちも主を愛し慕い求めましょう。主は私たちのただ中にいてくださるのですから、私たちも主の内に留まりましょう。主は私たちを喜んでくださるのですから、私たちも大いに主を喜ぼうではありませんか。

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