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『十字架の真実』

説教:高山咲 神学生
聖書箇所 マルコ15:1-15

はじめに

クリスチャンとはどのような人を言うのでしょうか。クリスチャン、それは十字架の真実を知り、それを堅く信じて歩む人です。

1.十字架の真実 それは「身代わり」

過越しの祭りは、イスラエルの民がエジプトでの奴隷生活から解放された事を祝う祭りです。もっともイエス様はすべての人たちのためにほふられた小羊として、救いの道(解放の道)を与えてくださいました。

私たちは罪の囚われ人でありました(ローマ6:23ローマ7:18)。しかしバラバが解放されたように、私たちもキリストが十字架にかかって身代わりになってくださったことで、罪から解放されたものとなりました。

私たちは本来救われることのない罪人でした。しかし罪の重荷を知る時、同時に神の身代わりの恵みを知ることが出来ます。

私たちは皆罪人ですから、人が人を救う事はできません。一度も罪を犯したことのない神の子イエス・キリストだけが、すべての人を罪から救う事の出来る唯一のお方です。

2.十字架の真実 それは「赦 し」

私たちは神様と正面から向き合うとき、自分の弱さ、足りなさを知ります。しかし神様はそのような私たちを無条件の愛をもって赦して下さいます。

イエス様は私たちがこれまで犯してきた罪、そしてこれから犯してしまう過ちにおいても、その十字架の業によって赦しを与えてくださいます。

私たちはイエス様の赦しを体験する時、これまでの過去に囚われた生き方ではなく新しいいのちをいただいて歩むことが出来ます。

3.十字架の真実 それは「いのち」

バラバは囚人として「死」と隣り合わせにいた人でした。私たちも同様に罪をもって生まれ、永遠の滅びである死に向かって歩んでいました。しかしキリストの十字架によって、私たちは新しいいのちを受け取ったものとなったのです。

私達のうちに流れているいのちは、私たちの周りにいる人たちにとってのいのちでもあります。兄弟、両親、友人…多くの人たちにも与えられているいのちです。私たちが何か特別な事をしたから救われたのではなく、ただ一方的なキリストの愛、恵みによって救われるのです。

まとめ

神様は既に、私たちのすべてをご存じです。私たちは煩わずに、まずもう一度イエス様の十字架の真実を堅く信じる者となりましょう。そして、イエス様から力を頂いて前進する者となりましょう。

  • 「クリスチャン」とは、キリストを信じる人たちです。
  • 「クリスチャン」とは、十字架の救いを誇りとする人たちです。
  • 「クリスチャン」とは、その福音、良き知らせを証する人たちです。
  • イエス様の十字架は、身代わり、赦し、そしていのち、この真実を握りしめ、今週も、職場で、学校で、家庭で、クリスチャンとして歩んでまいりましょう。

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