5月20日（土）

聖書箇所：しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのです。去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はおいでになりません。でも、行けば、わたしはあなたがたのところに助け主を遣わします。(ヨハネ16:7)

   主イエスは、主を信じる者に聖霊が遣わされる事について、「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になる」(ヨハネ16:7)とまで語られました。「助け主(パラクレートス)」とは、「助けるために傍らに呼ばれた者」という意味です。もし聖霊が、人格の無い単なるエネルギー、あるいは良い影響力程度でのものであれば、主イエスに代わって遣わされるものとしては、まったく不十分です。しかし実際は、聖霊は「慰め主」「カウンセラー」「弁護人」として、私たちと共にいて働き、助けて下さるのです。

　今日、よみがえられた主イエスは、天にあって私たちのために執り成して下さっています。地上では、御霊の神が、助け主として私たちの内にいて下さいます。これらはすべて、私たちの「益」になるように主が計画し約束して下さった祝福なのです。