5月30日（月）四日目

聖書箇所：「その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。」（ヨエル2：28）

預言者ヨエルは、主なる神が、すべての人にご自身の霊を注ぐ時が来ると語りました。これは「終わりの時」、つまり主イエスの十字架による救いの御業と共に始まる時代についての預言です。ペンテコステの日に、聖霊が弟子たちに降り、教会が誕生したことによって、この世の終わりと、私たちの救いの完成へむけての一歩が始まったのです。聖霊は、救いの完成を目指して歩む聖徒たちと共にあって、「若者に幻を与え」、「老人に夢を見せてくださる」のです。

「幻」と「夢」は、この世がもたらす儚いものではなく、主による様々な恵みと祝福に支えられた、救いの完成という将来を約束し確信させるものです。聖霊は、私たちと共に居られて、将来と希望を与え、主イエスと共に歩む祝福を実体験させてくださいます。この聖霊をさらに求めましょう。