4月18日受難週の御言葉

「ペテロはイエスに言った。『主よ。あなたが、私の足を洗ってくださるのですか。』イエスは答えて言われた。『わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります。』」(ヨハネ13:6)

最後の晩餐の席で、主イエスは、弟子たちの足を洗われました。当時、客の足を洗うのは、最下層の奴隷のする仕事だったので、ペテロが驚いたのも無理はありません。主イエスは「仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるため(マタイ20:28)」という大切な真理を身をもって示されたのですが、その時には、ペテロをはじめ弟子たちには、主イエスのレッスンが理解できませんでした。彼らが、これらの事の本当の意味がわかったのは、ペンテコステ後のことでした。

 

私たちも、毎日の生活の中で「このことに何の意味があるのだろう。神様がなさっていることがわからない」と思う時があります。でも「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります」と主が語りかけてくださっていることを覚えましょう。「このことは、今は私にはわからない。でも、私を導いてくださる主は真実なので、後でわかる時が来る」と信仰をもって告白しましょう。

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