人々が「平和だ。安全だ。」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。 (Ⅰテサロニケ5:3)
今、私たちが住むこの地球は大変大きな危機に直面しています。広島・長崎の原爆の数百倍の破壊力を持つ核兵器が世界中に1万3千個以上も備蓄されていると言われています。そしてそれが用いられるかもしれない一触即発の危機を迎えようとしているのです。また地球温暖化のスピードも衰えず、世界中が異常気象に悩まされています。それは強大な自然災害の恐れを招くだけでなく重大な食糧危機にも直結してきています。にもかかわらず大多数の人々はその重大危機に向き合うことをせず平和を謳歌しています。
はたしてその時の備えはできているのでしょうか。自己中心にしか考えることができない人類にはこの聖書が発している警告が届いていないように見えます。我々は今こそ聖書の言葉に謙虚に耳を傾け、しっかりと備えをしたいと思います。
(S・M生)