年初にあたり聖書のことばを皆様に謹呈いたします。

“あなたがたはこの世にならってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、

何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえる

ようになりなさい。”　　　                                                                      （ロマ書１２；９）
世界は大きな課題を背負いながら新しい年を迎えました。私たちにとって新しい年を迎えるということは、それだけ年齢を重ねるということで「めでたくもあり、めでたくもなし」という言葉が聞こえてきそうです。
新年と言っても暦が替わっただけで、何か変化が起きるわけではありません。私たち自身が変わっていかなければならないのです。
聖書は、私たちの心を新しくしていただき、神の御心をわきまえるようになり、人としての生き方を学びなさいと説いています。肉体はいずれの日にか必ず衰えていきますが、私たちの心の中には常に日々新しくされている神の恵みに満たされ、この混乱の時代にも神に喜ばれる正しい生き方を教えられるというのです。私たちを新しく造りかえてくださるという、神の言葉にぜひ触れてみていただきたいと願います。
この一年、喜びの日も悲しみの日も、神様の顧みが常に皆様方の上にあることを覚え、その言葉に養われてご一緒に力強く歩み続けようではありませんか。よき一年の歩みが始められますようお祈りしています。

＜オアシス館担当S・M＞